お元気さま。
マスターです。
数日前、誕生日でした。
遠く離れた仲間たちからも祝福のメッセージが届き、
とても心温かくなる幸せな日となりました。
本当にありがとうございました。
ぼくは幸せ者です。\(^o^)/
遡ること、誕生日のほんの数日前のことです。
こんなことがありました。
「死ぬ前の年を取った自分から、
今の自分へなにかメッセージはないかな?」
って、ふとそんなことを考えている自分がいたのです。
現在から未来を見るのではなく
未来の自分から、それももう晩年を迎えた自分から
今の自分を見ることはできないか。
そう思ったのです。
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空想の中で、年を取った幸せそうな自分がいました。
その未来の自分は、こう言いました。
「そのまま自分が思うように生きていけばいいよ」
これからさらにたくさんのことがあるだろうに、
大変なことも嬉しいこともあるだろうに
未来の自分は、落ち着いた姿で
他には何も教えてくれませんでした。
しかし次の瞬間、
ぼくの心にこんな思いが湧き起こり
ハッとしました。
「その前に、親の方が早く死ぬよ」
あまり真剣に考えたこと
なかったことでした。
「自分よりも親の方が早く死ぬ」
そうだよな、そんな日が近い将来来るよな。
間違いなくそれは、10年以内に起こるよな。
もしかすると、それは突然起こるかもしれないな。
「親孝行したい時に、親はなし」とも言うしな。
感慨深く、込み上げるほど熱い思いが沸き上がり
午後からでも顔を見に行くかな。
そう思っている時に、
突然、携帯の電話が鳴りました。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
携帯電話の表示には、父の名前が出ていました。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
どうした?なに?
ビックリしました。
今考えていた、父からの電話です。
なんなんだ?
このタイミングで?
父から電話がかかってくることは、1年に1度もないほどです。
その父から、なんなん?
このタイミングで?
少々嫌な予感がしました。
電話に出るなり、父は言いました。
「事故に遭った」
それ以上しゃべれない父に代わって
母が話し始めました。
結構ひどい状況らしい。。。
「今からそこ行こうか?」
「お願い」
ちょうど到着したと思われる警官に場所を教えてもらい
そこに向かいました。
事故の状況は分からない。
でも、どうにか二人は生きている。
その安堵感だけを頼りに
1時間はかかるその場所に向かいました。
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たどり着いた時、ちょうど現場検証が
終わったところでした。
警察官は、ぼくが息子だと聞いて
状況を色々教えてくれました。
どうやら、
見通しの悪い信号機のない交差点で、
父が一旦停止を見逃したことが原因のようでした。
出会い頭の衝突事故。
相手方にも頭を下げに行きました。
とてもいい人で救われました。
車は、両車両とも廃車となるようなひどい状況だったけど、
奇跡的に両親も相手方も無傷でした。
車が飛び出すのがあと1秒早いか、1秒遅かったら
最悪、誰かの命が終わっていたかもしれない。
「何やってんだよ」
と、父を責める気持ちは微塵もなく
「命が助かって良かったね」
もうその思いだけでした。
それから、2台の車がレッカー移動されるまでに、
2時間以上かかり、遅くなったランチを
両親と食べに行き、家まで送りました。
ず~っとず~っとず~っと
深い感謝の思いに包まれていました。
生きててよかった。
親子で久しぶりのランチは、幸せな時間でした。(笑)
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そして昨日、また両親の顔を見に行きました。
あれから体調はどう?
相手方は?
車はどうなりそう?
すべて何事もなく順調のようです。
また会いに行ったのは、もっと大きな理由があったのです。
それは、母の誕生日だったからです。
「誕生日おめでとう」
「そして僕を産んでくれてありがとう」
それを伝えるためです。
そうです。
ぼくは母の誕生日に生まれてきたのです。
11月5日(いいご縁の日)
母の誕生日に、最高のプレゼントとして生まれてきて
その時、親孝行を使い切ってしまったので、
それからは、親不孝の連続でした。(笑)
あと数年、いつまで一緒に
誕生日を祝えることができるか分かりませんが
始まりと終わりだけは
親孝行で締めくくりたいと思います。(^^♪
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