親孝行したい時に親はなし

お元気さま。

マスターです。

 

お陰さまで昨日、39回目の誕生日を迎えることができました。

(いつまで39歳ネタやるねん。来年は年取ります)(笑)

 

遠く離れた仲間たちからも祝福のメッセージが届き、

とても心温かくなる幸せな日となりました。

本当にありがとうございました。

ぼくは幸せ者です。\(^o^)/

 

遡ること、誕生日のほんの数日前のことです。

こんなことがありました。

「死ぬ前の年を取った自分から、

今の自分へなにかメッセージはないかな?」

って、ふとそんなことを考えている自分がいたのです。

(変でしょ?)笑

 

現在から未来を見るのではなく

未来の自分から、それももう晩年を迎えた自分から

今の自分を見ることはできないか。

そう思ったのです。

(益々変なやつでしょ?)笑

:::::::::::::::::::::::::

空想の中で、年を取った幸せそうな自分がいました。

その未来の自分は、こう言いました。

「そのまま自分が思うように生きていけばいいよ」

 

これからさらにたくさんのことがあるだろうに、

大変なことも嬉しいこともあるだろうに

未来の自分は、落ち着いた姿で

他には何も教えてくれませんでした。

 

しかし次の瞬間、

ぼくの心にこんな思いが湧き起こり

ハッとしました。

「その前に、親の方が早く死ぬよ」

 

あまり真剣に考えたこと

なかったことでした。

 

「自分よりも親の方が早く死ぬ」

 

そうだよな、そんな日が近い将来来るよな。

間違いなくそれは、10年以内に起こるよな。

もしかすると、それは突然起こるかもしれないな。

「親孝行したい時に、親はなし」とも言うしな。

 

感慨深く、込み上げるほど熱い思いが沸き上がり

午後からでも顔を見に行くかな。

 

そう思っている時に、

突然、携帯の電話が鳴りました。

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

携帯電話の表示には、父の名前が出ていました。

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

どうした?なに?

ビックリしました。

今考えていた、父からの電話です。

 

なんなんだ?

このタイミングで?

父から電話がかかってくることは、1年に1度もないほどです。

 

その父から、なんなん?

このタイミングで?

少々嫌な予感がしました。

 

電話に出るなり、父は言いました。

「事故に遭った」

 

それ以上しゃべれない父に代わって

母が話し始めました。

結構ひどい状況らしい。。。

 

「今からそこ行こうか?」

「お願い」

ちょうど到着したと思われる警官に場所を教えてもらい

そこに向かいました。

 

事故の状況は分からない。

でも、どうにか二人は生きている。

その安堵感だけを頼りに

1時間はかかるその場所に向かいました。

 

________________________________________

たどり着いた時、ちょうど現場検証が

終わったところでした。

 

警察官は、ぼくが息子だと聞いて

状況を色々教えてくれました。

 

どうやら、

見通しの悪い信号機のない交差点で、

父が一旦停止を見逃したことが原因のようでした。

出会い頭の衝突事故。

 

相手方にも頭を下げに行きました。

とてもいい人で救われました。

 

車は、両車両とも廃車となるようなひどい状況だったけど、

奇跡的に両親も相手方も無傷でした。

 

車が飛び出すのがあと1秒早いか、1秒遅かったら

最悪、誰かの命が終わっていたかもしれない。

 

「何やってんだよ」

と、父を責める気持ちは微塵もなく

「命が助かって良かったね」

もうその思いだけでした。

 

それから、2台の車がレッカー移動されるまでに、

2時間以上かかり、遅くなったランチを

両親と食べに行き、家まで送りました。

 

ず~っとず~っとず~っと

深い感謝の思いに包まれていました。

生きててよかった。

親子で久しぶりのランチは、幸せな時間でした。(笑)

::::::::::::::::::::::::::

そして昨日、また両親の顔を見に行きました。

あれから体調はどう?

相手方は?

車はどうなりそう?

すべて何事もなく順調のようです。

 

また会いに行ったのは、もっと大きな理由があったのです。

それは、母の誕生日だったからです。

「誕生日おめでとう」

「そして僕を産んでくれてありがとう」

それを伝えるためです。

 

そうです。

ぼくは母の誕生日に生まれてきたのです。

11月5日(いいご縁の日)

母の誕生日に、最高のプレゼントとして生まれてきて

その時、親孝行を使い切ってしまったので、

それからは、親不孝の連続でした。(笑)

あと数年、いつまで一緒に

誕生日を祝えることができるか分かりませんが

始まりと終わりだけは

親孝行で締めくくりたいと思います。(^^♪

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました