分かれ道での出会い

紅葉の季節になってきたからなのか

山登りのYouTubeばかりを見ているからなのか

山に登りたい禁断症状が、溢れていました。(笑)

 

そこで、今日は丸一日お休みだったので、

朝早くから山に向かいました。

今日登りたい山は、車で2時間半かかる場所にありました。

最高の天気と最高の景色。

久しぶりの登山だったせいか、

足も上がらなくなり、

ふくらはぎは、つりそうになりながらも、(笑)

体力を200%ふり絞りながら、

往復6時間の登山は完全燃焼、大満足の一日となりました。

 

この山を選んだのは、

近くに最高の温泉があるからでもありました。(笑)

もちろん帰りに、温泉にゆっくり浸かり、

温泉パワーで、フル充電して帰ってきました。\(^o^)/

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突然現れた、犬の散歩をしている女性

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今日の登山中に、不思議なことが2つありました。

「まるで人生のようだな」って思ったので、

そのお話しをしたいと思います。

 

今日、登ろうとした山は2度目でした。

看板、記憶を頼りに登り口に向かうと

立ち入り禁止の札が立ててありました。

 

あれ?登れないの?

せっかく来たのに。。。

無理に強行突破しようか

いやそれは許されないことなのか

 

途方に暮れていると

犬を散歩している女性が話しかけてきました。

「噴火警戒令が出ていて、有毒ガスも出ている可能性があるので

そこからは登れないみたいです」

 

マジか。

せっかく来たのに。

また途方に暮れていると

「違うルートからなら登れますよ」

と言って、ぼくを案内してくれました。

 

すぐそばかな、と思っていたけど

200m、300m一緒に歩いていきます。

 

途中で、そこまでしてもらうことに

申し訳なく思い、

「もう大丈夫です。自分で探しますから」

と言ったけど、結局、違う登山口まで連れていってくれました。

 

500m以上は一緒に歩いていきました。

何より違和感を感じたのは、

その女性、半そで、短パンで犬の散歩をされていたのです。

だから「ご近所の方ですか?」と尋ねると、

「いいや」とだけ答えました。

 

その女性に教えてもらわなければ、

その登り口は、見つけることができなかったと思います。

突然、現れたその女性。

そんな場所で、そんな恰好で犬の散歩?

後で思い返せば、不思議な出来事でした。(^^♪

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分かれ道に人が現れる

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今日の登山の予定は、

大浪池(おおなみいけ)を周って、

韓国岳(からくにだけ)の山頂を目指すというルートを

考えていました。

大浪池とは、

映画「君の名は。」で、主人公の2人が黄昏時に出会う

外輪山をイメージしてもらえば、あんな場所です。

あの外輪山の内側が、池になっているようなところです。

1周3kmほど。

そこに向かう分かれ道でのこと。

ここかなと思い、右方向に山を登ろうとした時です。

すると、上から男性が下りてきました。

山を登り始めて1時間ほど経っていました。

初めて出会った人でした。

 

「この上に、大浪池があるんですかね?」

そう聞くと、

「この上には何もないよ」

そう教えてくれました。

 

このピンポイントで、この男性に会わなければ

ぼくは全然違う方向に向かい、遭難しちゃっていたか(笑)

途中で間違いに気づいたとしても、

相当な体力を消耗していた可能性があります。

 

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分かれ道のピンポイントのタイミングで

出会った2人。

 

この2人に出会わなければ、今日の登山は

全く違ったものになっていたことでしょう。

今日のこの出来事。

なんか人生に似てるなって思いました。

本当に大事な人生の分かれ道(局面)では、

自分が道を誤りそうな時には、

不思議な出会いが起こり、道が正されてきたような気がするのです。

いや、気がするのではなく、

必ず、誰かが助けてくれたのです。

偶然を装って。

 

ともあれ今日は、最高の天気で、

最高の山登りを満喫できたこと。

幸せ過ぎました。\(^o^)/

山頂で一人泣いていました。(それは嘘です)笑

 

さっ

紅葉の季節は、あっという間に終わるよ。

来年はもう見ることができないかもしれない。

人生最後の紅葉を見るつもりで、

心と目に焼き付けましょ。(^^♪

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