やりたいことが見つからない人へのヒント
「やりたいことが見つからないんです…」
こんな悩みを抱えている人、多いですよね。実は、私自身も長い間そのことで悩んでいました。「自分は何が好きなのか?」「何に夢中になれるのか?」そんなことを人一倍考えてきた気がします。
でも、今の私は「あれもやりたい」「これもやりたい」と次々にやりたいことが出てきて、人生がどんどん楽しくなっています。それでも時には「今、自分は何をやりたいんだろう?」と立ち止まることもあります。
そこで今日は、「やりたいことが見つからない」人のために、私の経験をもとにいくつかのヒントをお話ししたいと思います。
1. やりたいことは突然現れる
好きな人ができるのと同じように、やりたいことも「探しているうちは見つからない」ものです。
「好きな人がいない」「恋人がほしい」と思っていても、いざ探そうとすると簡単には見つかりませんよね。でも、ある日突然「この人、好きだ!」と感じる瞬間が訪れることがあります。
やりたいことも同じで、「何かやりたいことを見つけなきゃ」と焦っている時ほど、なかなか見つからないもの。だからこそ、「見つからないなら、それでいい」と思ってみることも大切です。気にせず淡々と日々を過ごしていれば、ある時ふと「これ、やってみたい!」と感じる瞬間がやってくるのです。
2. やりたいこと=仕事・お金と結びつける必要はない
「やりたいこと」というと、どうしても「仕事につながるもの」「収入になるもの」と考えてしまいがちですが、それが見つからない理由のひとつかもしれません。
例えば、「今日は映画を観たい」「甘いものが食べたい」「海に行きたい」「ゆっくり休みたい」── これらも立派な「やりたいこと」です。なのに、「もっと大きな何かを見つけなきゃ」と考えてしまうから、「自分にはやりたいことがない」と思い込んでしまうのです。
実際、私の場合もそうでした。
私は「タイ古式マッサージが好きで続けてきた」と思われがちですが、実はそうではなく、「タイに行きたいから」マッサージを続けていたんです。タイが好きで、何度も行きたいと思った。そのためにマッサージを学び、仕事にし、全国を旅するようになった。
つまり、「やりたいこと」とは思いもよらない形で見つかることもあるのです。
3. 小さな「やりたいこと」を大切にする
「やりたいことが見つからない」と悩んでいる人は、大きなものを探しすぎているのかもしれません。
でも、実は「今日ケーキを食べたい」「散歩したい」「カラオケに行きたい」といった小さな願望も、すべて「やりたいこと」なんです。
そして、その小さな「やりたいこと」を大切にしていると、ある日突然「本当にやりたいこと」が見つかることがあります。
「やりたいことを見つけて、それを仕事にしなければ幸せじゃない」── そんな思い込みが、かえって自分を苦しめているのかもしれません。
だからこそ、日々の中で「やりたい」と感じる小さなことを大切にしてみませんか? それを続けていくうちに、きっと新しい道が開けてくるはずです。
まとめ
- やりたいことは突然現れるもの。焦らずに待とう。
- 「やりたいこと」と仕事やお金を結びつける必要はない。
- 日々の小さな「やりたいこと」を大切にする。
やりたいことが見つからない時は、無理に探さなくて大丈夫。焦らず、自分の気持ちに正直になりながら、小さな楽しみを大切にしていけば、きっといつか「あ、これがやりたかったんだ!」と思える瞬間が訪れます。
その日を楽しみに、今できることを楽しんでいきましょう!
また次回、お会いしましょう。ありがとうございました。
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