希望校への道が閉ざされた息子へかけた言葉

希望校への道が閉ざされた息子へかけた言葉

人生は、時に思い通りにいかないことがありますが、振り返ると、それが最善の道だったと気づく瞬間が必ず訪れます。今回は、息子が希望していた学校に進めなかったことを通じて、どんな言葉をかけたのか、そしてその後の息子の成長を振り返りながら、人生がどう進んでいったかをお話しします。

息子の進路選び

息子は小さい頃から、レゴやプラレールで遊ぶのが大好きで、特にロボット作りに夢中でした。そのため、進路を考える際、彼が選んだのは「工業専門学校」、通称「高専」と呼ばれる学校でした。彼はその学校で、ロボットを作る技術を学びたかったのです。私もその道が息子にとってぴったりだと感じていました。

希望校の推薦試験

息子が進学先として選んだのは、宮崎県内の学校ではなく、県外の「N高専」でした。オープンキャンパスに参加した際、息子は「ここに行きたい」と強く感じ、その後、学校推薦をもらえるように先生にお願いしました。しかし、試験の結果、必要な成績が1点足りなかったため、推薦はもらえませんでした。

1点足りなかった息子への言葉

私はその時、息子にこう言いました。「1点足りなかったことで、道が閉ざされるように感じるかもしれないけれど、それも人生のドラマだよ。君にはもっと素晴らしい未来が待っているんだ」と。1点の差が運命を変えることがあるのは事実ですが、それが息子にとって、もっと素晴らしい道へと導かれる転機になると信じていました。

もし「N高専」に行く運命だったのであれば、1点足りないという状況すらも奇跡的に乗り越えることができたはずです。しかし、運命は別の道を選ばせ、別の素晴らしい未来が待っていると私は確信していました。

別の学校へ進む決断

息子は、推薦試験の結果を受けて、「N高専」にこだわりすぎず、別の学校を目指す決断をしました。その後、推薦で受けられる他の学校を見つけ、進路を切り替えました。新たな学校も、難易度が高く、倍率が高かったものの、面接や試験の準備を一生懸命行い、最終的には見事に合格しました。

成長する息子の姿

その後、息子は新たな学校で勉強を続け、高校進学が決まりました。試験を受けるたびに、彼がどんどん成長しているのを感じました。そして、私は息子にこう言い続けました。「お前は絶対に通るよ。お前が目指す場所は、絶対にそこだ」と。息子もその言葉を信じ、最後まで諦めずに努力し、見事に合格を勝ち取ることができました。

結果として最高の道へ

4月からは、県外の学校で新たな生活を始める息子。これからは一緒に暮らすことができなくなりますが、息子が選んだ道を、私は全力で応援しています。振り返ると、息子が希望した学校には行けなかったけれど、その結果、彼にはもっと素晴らしい未来が待っていることを確信しています。

人生はうまくいくようになっている

どんなに思い通りにいかないように感じても、人生は結局うまくいくようになっています。今回の出来事も、結果的に息子にとって最高の道に繋がったと感じています。これからの高校生活が息子にとって素晴らしいものになることを心から願っています。

人生はどうせうまくいく。どんな試練も、最終的には自分にとって最高の道に導かれるのだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました