この連休3日間で、3冊の名作を読みました。
・向日葵の咲かない夏(道尾秀介)
・葉桜の季節に君を思うということ(歌野晶午)
・シャドウ(道尾秀介)
ヤバい3冊でした。(笑)
そして、ずっと読みたかったけど、後周し後回しにしてきた
ぼくの本棚に眠ったままになっていたラスボスを手に取り
それをようやく読み始めました。
なぜ後回しになっていたのかというと、本が分厚すぎたからです。(笑)
その本「蜜蜂と遠雷」(恩田陸)
たくさんの賞を取られた本だけど、ぼくが最も興味を惹かれた点。
それは読後の感想で、こう書いている人が多くいたからです。
『本の中から音が聞こえてくる』
ヤバいでしょ?
その音、聞いてみたいでしょ?
きっとそれは、ピアノの音色だろうけど。
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音楽の世界は、ぼくが最も苦手で対極にある世界で、
難しくてすぐに眠たくなるんじゃないかなって思っていたけど
めちゃくちゃ引き込まれています。
行ったことないコンクール会場に、緊張しながら入ろうとしています。(笑)
始まりの部分で、こんな文節に目が留まりました。
ピアノコンクールで、たくさんの出場者の演奏を審査する先生が
こんなことを言っていました。
「そもそも上手な子、何か光る子というのは、
弾き始めた瞬間にもう分かってしまう」
だろうな、と思いました。
タイ古式マッサージも一緒だと思いました。
そうなんだよな、足先にちょっと触れられた瞬間に
もうすべてが分かっちゃうもの。
「魂は細部に宿る」
その人がやってきたすべてが
その一瞬に現れるということでしょうね。
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今からまた続きを読みたいと思います。
ピアノの音色聞こえてくるかな?(^^♪
コンクール会場に静かに入場したいと思います。(笑)
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