元住吉にお店を出すまでの話
お元気様マスターです!今日は神奈川県・元住吉にある私のお店「マスターの太古式 元住吉店」からお届けします。せっかくなので、なぜこのお店を出すことになったのか、その経緯をお話ししたいと思います。
元々、関東でお店を出すつもりはなかった
このお店をオープンしたのは今から約2年半前。それまで私は、関東にお店を出すなんて夢にも思っていませんでした。周囲から「なぜ出さないの?」と言われても、「いやいや、全然興味ないし」と本気で思っていたんです。
宮崎に住み、宮崎でお店をしていた私にとって、他の場所に店舗を構えることはまったくの未開拓の領域でした。でもある日、「もし関東にお店を出したらどうなるんだろう?」とふと思ったんです。
「人生、後悔しないように生きるには?」そんなことを考えていた時でした。思い立ったが吉日。その時、私はちょうど神奈川県・鎌倉で講習会を開いていました。休みの日に「どんな物件があるのか、家賃はどのくらいなのか」を知りたくなり、不動産屋に連絡してみることにしたのです。
東横線沿いでの物件探し
鎌倉からアクセスしやすい横浜の不動産屋へ行き、「関東のどこかで」とざっくり相談しました。しかし、担当の方に「エリアが広すぎます。もう少し絞りませんか?」と言われました。
どこが良いのかまったく分からなかった私は、「東横線沿いで探してほしい」と伝えました。東横線には何度か乗ったことがあり、雰囲気が好きだったからです。
そこでいくつかの物件を見せてもらい、特に印象的だったのが「綱島」でした。駅前の商店街が賑やかで、「ここ、いいかも!」とワクワクしました。しかし、物件は駅から徒歩8分ほど。担当の方から「少し遠いですね」と言われ、確かに駅近の方がいいかもしれないと考えました。
結果的に、綱島の物件には申し込んだものの、他の方に決まってしまいました。しかし、この経験を通じて「関東でお店を出すのもアリかもしれない」と気持ちが大きく変わったのです。
元住吉との出会い
それから約2ヶ月後、不動産の担当の方から連絡がありました。
「元住吉にすごくいい物件が出ました!これはぜひチェックしてほしいです。」
ちょうど関東で講習会の予定があったので、実際に見に行くことにしました。元住吉の駅を降りた瞬間、衝撃を受けました。
商店街がとにかく賑やかで、人の活気がすごい!以前見た綱島の商店街の3倍はあるように感じられました。ワクワクが止まらず、「もうここしかない!」と直感で決まりました。
さらに内見した物件も理想的で、「ここでお願いします!」と即決。担当の方も「ここなら絶対成功すると思います!」と太鼓判を押してくれました。
振り返って思うこと
振り返ると、私はもともと関東でお店を出す気なんてまったくなかったのに、何かの流れでここにたどり着きました。
「死ぬときに後悔しないために、やり残しがないかを考える。」
この考えが、私の背中を押しました。
やりたいことがなくても、突然思い浮かぶことがある。 そのとき、小さな一歩を踏み出してみる。 やってみると、思っていたより簡単にできるかもしれない。 行動すると、思わぬ素敵な出会いが待っている。
元住吉でお店を開いたのは、まさにそういう流れでした。
皆さんも、「なんとなく気になること」に挑戦してみると、新しい扉が開くかもしれませんよ!
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